経理担当者なら必ず取りたい簿記

簿記を勉強せずに経理に配属された後輩

私は、製造関係の職場で経理を任されています。もともと商業高校出身で、それなりに簿記の勉強もしていましたし、前の職場でも経理を担当していました。ただ、製造業ははじめてでした。一般の商業簿記とは違い、原価計算もしなければならず、就職したてのころは、工業簿記の勉強もしないと処理に困る毎日でした。それに、基本は同じですが各会社で処理の方法が違ったりしますので、簿記の経験や前の職場で経理を経験していたにもかかわらず、最初は戸惑うことも多くありました。それでも、今ではひと通りのことをこなせるようになりました。昨年の4月に新入社員が入社し、私と同じ経理部門に配属されました。その人は、大学出ですが全く畑違いの勉強をしている人でした。
仕訳という言葉すら聞いたこともない人で、数字を書かせても、カンマで区切ることも知りませんでした。頭のいい人ではありますが、簿記を知らなくても普通にわかると思うようなことでも、全く知らない人でした。私は20年近く経理の仕事に携わっているので、みんな普通にわかると思っていることが多いようでした。勘定科目、仕訳、試算表、こういうことは簿記をしたことがなければ、全く初めて聞く言葉なのですね。そこで、とにかく仕訳ができるようになってもらうために、簿記の4級の勉強からしてもらっていては、戦力になるまでに時間がかかりすぎるので、自分が処理した伝票のチェックをしてもらうことにしました。すると、だんだんと簿記に興味を持ってくれて、自分で工業簿記の勉強をしてくれるようになり、今では日常の処理はやってもらえるようになりました。
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